利回り20%以上!家賃収入アップの可能性も!


 2011年1月、〈北2条ビル〉を売却して豊平区・福住地区の物件を約3億1500万円で購入しました。これは、約1400坪の土地に約170室の住戸とテナントスペースなどを持つ大型物件です。
 近くには散歩コースにもなる札幌ドームがあり、健康ランドもある月寒温泉にも歩いて行けます。建物がしっかりしているので内装をやり直し、デイサービスや調剤薬局を誘致して高齢者向けの仕様にしようと考えています。
 現在も一部は高齢者施設として使われていますが、空室もあり、サービスをする食堂も小さくて大変なので、そのあたりをリニューアルし、サービスルームも娯楽ルームも大きくして高齢者が安心して快適に暮らせるものにつくり変える予定です。

札幌ドーム

 現在、この物件は月630万円の家賃収入があり、利回りは20%以上。さらに現在話のある医療機関などの稼働が始まると月800万円以上の家賃収入が見込める物件です。
 この辺りは地下鉄のそばなので人気もあり、分譲マンションを建てられる場所なのですが、あくまでも当社は「家貨」で行こうと思っています。
“病院まわりの物件に活路を見出す

 2010年6月、豊平区の北海道社会保険病院隣接地688坪を1億3900万円で落札しました。この物件はもともとあった公団住宅を取り壊して更地にした国有地が売り出されたものです。その一部を当社が落札しました。
 道路をはさんだすぐ向かいには社会保険病院があります。この病院へは1日約1000人の患者さんが来院し、1ヶ月の処方箋の枚数は約8800枚にのぽります。その処方箋を、周囲にある何軒かの調剤薬局が処理しています。
 元々体の具合が悪くて病院に来ている患者さんにとっては、どの薬局で薬をもらっても同じですから、できるだけ薬は近くで受け取りたいわけです。だから調剤薬局というのはいかに病院の近くに土地を確保するかで月の売り上げが決まる、いわば「陣取り合戦」でもあるわけです。
 そうした厳しい競争の中で調剤薬局さんがいちばんほしい、病院出口の真正面の土地を入手することができたので、早速建物を3000万円で建て、家賃170万円である薬局さんに入っていただきました。
 それまでこの薬局は別の場所で営業されていて、月に500枚ほどの処方箋しか取れずくやしい思いをしていたそうですが、一等地に移転したことで、売り上げも順調に仲びています。
 この病院ができたのは10年以上前。まだ社会保険庁が元気なときでしたから、建物のつくりも医療設備も一般の医療法人ではとてもムリという立派な病院です。そして、この病院は先進医療を求めて札幌はもとより道内全域の遠方からも多くの患者さんが集まる病院です。
 札幌には札幌医科大学病院、北海道大学病院もありますが、北大も札医大も急性期医療が中心ですので、今後も社会保険病院が果たす役割は大きいと思います。実際に現地を訪れてみて、その可能性の大きさにびっくりしたというのが正直なところでした。